2022年にフリーランスのSEとして起業して、地元の商工会議所青年部(YEG)に入った経験から
入ることによるメリットやちょっと残念だったことを書いていきます。
これを機会にYEGに興味をもって貰えたら幸いです。
商工会議所青年部(YEG)に入ったきっかけ
フリーランスSEとして企業し安定した収入を確保したとはいえ、
いつその安定が崩れ去るかわかりません。
フリーランスのSEといっても自動的に
仕事が降ってくるわけはもちろんありませんし、
自分で営業をして食いぶちを探してくる必要がでてきます。
そして自分で営業していくためには
社内の運用が大変という理由などで
私ができるシステムやプログラムの技術を
必要としている人を探す必要があります。
しかし、今まで技術者としてやってきて
完全に営業未経験な私は
飛び込みで仕事をとってくるのは
無理に等しいです。
そのリスクを回避するために
人脈を広げる必要がありました。
人脈について相談したところ
「YEGに入ればいいじゃん」
って言われて右も左も知らない状態で
YEGに入りました。
YEGの活動について
私が所属しているYEGでは50歳で卒業で、
会員を各「委員会」に分けられて、委員会に振り分けられる「例会」を目指して活動をしていきました。
例会は毎月、担当委員会が決まっているという形です。
一年を通じて委員長を中心に
テーマに沿った活動を企画、運営をしていきます。
企画・運営をするにあたり、
予算、予算内訳、趣旨・目的を
しっかり決める必要があります。
(そりゃあ税金使ってるのだから)
場所によっては卒業が45歳だったり、例会がないところもあります。
初めて委員会に参加したときは、
いったい何をやるのだろう?
という感じでした。
YEGのメリット・デメリットについて
YEG活動は同じ事象でも
人によってはメリット
人によってはデメリットになるため
同じくくりにしています。
一番のメリット
まず一番のメリットは
社長さんと知り合えるという点です。
年間数万円程度の会費で
普段なら縁がないよな
凄い人とたくさん出会えます。
とんでもなくお金持ちがいたり
裏で芸能人と繋がっていたり
本当にびっくりするくらい
凄い人たちから
裏話も聞けたりします。
また、現在成長段階の人は
どのように会社を大きくしたなどの
経緯を教えてもらうことができます。
濃い情報はクローズドな場所に集まると
よくいいますが、それを体現できる環境です。
基本的に飲み会がメイン
これは私の感想ですが
活動のメインは飲み会です。
これには賛否両論かとは思います。
他の役員・社員がYEG会員だからと
「会社の金で飲むなよ!」と
思っておられる人も多数いるのも
事実です。
飲み会が多いのでその分
お金も使います。
私自身、昨年は年間45万円ほど
YEGの交際費につかっており
帳簿を見せたら多すぎといわれました。
キャバクラを経費で落とせるし
行く理由もできる
というメリットもありますし、
お酒を飲みたくない人はデメリットにもなります。
週末ははずされる傾向にあるので
翌日仕事の人も多いからです。
この飲み会をうまく活用することにより
他の会員さんと仲良くなり
ビジネスに繋げていくことが可能です。
実際、私自身も案件をいただいております。
活動が忙しい
YEGで理事になってきますと
資料を作成したり、発表や審議など
たくさんやることが増えていきます。
YEG活動が忙しすぎて
本業をやるのが削られるという
デメリットもありますが
積極的に活動し
評価と信頼を得ることも可能です。
多様な職種の方が会員の中、
私のようなパソコンが得意なIT業界の人は
とても重宝されます。
活動を通じて
「この人はすごくできる」と
思ってもらえると活動は忙しくはなりますが
リターンも大きいです。
逆に、委員長になっても
積極的でなければ
評価を下げるデメリットにも
なり得えます。
メンバー次第なところもある
活動が楽しい、楽しくないかは
一緒にいて楽しい参加者が
周りにいるかにもよります。
周りが気が合わない人達ならば
出席率が下がり、盛り下がってしまい
気が合う人たちならば
とても楽しく活動することができます。
そのため、積極的に盛り上げていこうとする人が
多いと楽しく活動することができますよ。
すぐ辞められる
YEGが合わないという方は
(場所にもよると思いますが)特にしがらみなく退会することが可能です。
「仕事が忙しくてなかなか参加できない」
という理由で退会する方もそこそこいます。
逆に、幽霊会員の人たちには
「なんで会費払って入ってるんだろう」
と思われてしまうことが多いので
合わないと思ったら退会すべきだと思います。
まとめ
YEG以外にも経済団体はありますが、
私自身起業したてという視点で
参加してみた感じをお伝えいたしました。
活用できるかできないかは
正直なところ、参加した本人次第なところが多いです。
私の場合、うまくビジネスに結びつけることができ
今後も積極的に参加していこうと思っております。
飲み会は多いですが、
積極的に人脈を築きたいという方には
是非おすすめしたいですね。
もし、起業したての方や
会社で入ってないから入ってみたい
という人がいたら
入ってみてくださいね。
キャバクラを経費で行けるのはよき